考え方

PHILOSOPHY

回復への考え方


原因探しよりも、今日からできる「進め方」を大切に。

「原因」がわからなくても大丈夫な理由

なぜ行けないのか、本人にもわからないことがあります。

学校に行けないとき、体調が悪くても病院で「原因不明」と言われることがあります。
それは、心の中の「バランス」が一時的に崩れているサインかもしれません。
精神分析学では、心は3つの層でできていると考えます。

スーパーエゴ(義務感) 「学校へ行かねばならない」という世間体や道徳。

イド(本能)
「行きたくない、怖い」という無意識の欲求。

エゴ(自分)
上記二つの板挟みになり、調整しようとする「意識」の部分。

この「義務感」と「本能」の激しい衝突が限界を超えると、体は動かなくなり、
頭痛や腹痛として現れます。

これは無意識下の葛藤であるため、本人も「なぜ行けないのか」が説明できません。
私たちは、無理に原因を掘り下げて本人を追い詰めるのではなく、
まずは疲弊した「エゴ(自分)」を休ませ、調整機能を回復させることを最優先にします。

2  森田理論をヒントにした「回復プロセス」

エネルギーを補充し、「あるがまま」から始める。

おおぞら塾では、森田正馬氏が提唱した「森田理論」をヒントに、段階的な回復をサポートします。
無理に動かそうとするのではなく、自然な心のエネルギーの回復を待ちます。

【静養期】何もしないで寝る
葛藤を軽減し、心のエネルギーを溜める時期。

【軽作業期】日常を取り戻す
日記や掃除など、小さな活動から昼夜のメリハリを作ります。

【活動期】学びを再開する
少しずつ勉強を始めます。ここから家庭教師としてお手伝いできます。

【社会参加期】次の場所へ
通信制高校やフリースクールなど、自分に合った環境を模索します。

今の状態を「怠け」ではなく「回復に必要なプロセス」として捉え、

「あるがまま」の自分を認めるところからスタート
しましょう。

3 大切なお約束

安心してご利用いただくために。

かつての修行者が洞窟にこもり、自分を見つめ直して再び現世に戻ってきたように、不登校や引きこもりも、ある種の「通過儀礼(イニシエーション)」であると私たちは考えます。
洞窟(部屋)にこもることは、停滞や死を意味するのではなく、「古い自分を脱ぎ捨て、新しい自分として再誕生する(再生)」ための必要な準備期間です。
今は暗い洞窟の中にいるように感じられるかもしれません。
しかし、その時間は決して無駄ではなく、社会へ出ていくためのエネルギーを蓄える大切なプロセスです。私たちは、あなたが再び明るい外の世界へ一歩を踏み出すその日まで、隣で静かに伴走し続けます。

4 不登校は、自分自身で選んだ「通過儀礼」

部屋にこもる時間は、新しい自分に生まれ変わる「修行」のとき。

おおぞら塾は、医療機関ではなく、あくまで回復の道筋を共に考え、学習を支援する立場です。

医療行為は行いません
提供するのは診断や治療ではなく、理論に基づいた情報提供と対話支援です。
専門機関との連携重度のうつ症状や緊急を要する精神的疾患が疑われる場合は、速やかに適切な医療機関や専門機関の利用を推奨いたします。